SAP、IFRSの強制適用に向けてIFRSコンプライアンス対策ツールを強化

IFRS対応ツールシリーズの第一弾、SAP® Revenue Accounting and Reportingが世界中の企業に影響を及ぼす新しい収益報告要件をサポート
(本リリースは、9月7日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE(NYSE:SAP)は、IFRS第15号/ASC第606号の新基準への対応に向けてCFOと最高会計責任者を支援するために、同社の収益会計プラットフォームに加えられた最新の機能拡張について発表しました。新しい会計基準は、顧客と契約を結ぶ業務を行うあらゆる組織(公共団体、民間企業、非営利団体を含む)に適用され、現在の会計要件はほぼすべて無効になります。

SAP® Revenue Accounting and Reportingアプリケーションは、収益会計を自動化してシンプル化し、企業が現在の会計基準と適用が迫る新会計基準の両方に準拠できるようにします。SAPは、国際財務報告基準(IFRS)対応ソリューションシリーズの第一弾となる本ツールで、財務管理者がIFRS第15号、IFRS第16号、IFRS第9号に準拠できるよう支援します。

SAPの財務部門のゼネラルマネージャー兼グローバル責任者であるサック・ブラウン(Thack Brown)は次のように述べています。「会計法に3つの重要なIFRS基準が次々と登場し、CFOは混乱に陥っています。この新しいプロセスを実装するための時間はほとんどありません。平均的なFortune 1,000企業の場合、この規模の変更を行うには18カ月ほどかかりますが、この新基準が強制適用される日は秒読み段階に入っています。企業の財務部門は、今すぐこの変化への備えを万全にし、プロセスを自動化してシンプル化する適切なツールを用意しておくべきです」

米国で2014年に通過し、ASC第606号としても知られる、IFRS第15号の新しい収益認識基準では、現在の米国GAAPに基づく取引と業界固有の収益認識ガイドラインが廃止され、原則に基づく収益認識アプローチに変わっています。この変更により、企業が報告する収益、財務実績報告の方法と時期、財務に関する意思決定全体に影響がある可能性があります。この基準は、公開企業に対しては2018年から、非公開企業に対しては2019年から有効になりますが、検証や準備には数四半期かかります。

SAP Revenue Accounting and Reporting 1.2の新機能には、コスト認識、資本化したコストとSAPのプロジェクトシステムおよび結果分析との統合、契約の組み合わせと変更機能の改善、SAP Customer Relationship Managementアプリケーションのサービスおよび請求シナリオとの統合、IFRS第15号/ASC第606号の新しい会計基準への移行を支援する高度な機能が含まれています。

早期導入企業は目前に迫る変化に万全の対応
命を守るというミッションに全力を注いでいるVarian Medical Systems社は、現在の米国GAAPと将来の米国GAAPの両方に対応できる収益報告を実現するために、効果的な収益会計ソリューションを探していました。

Varian Medical Systems社のVITエンタープライズアプリケーション担当シニアマネージャーであるプラサード・コサリー(Prasad Kothuri)氏は、次のように述べています。「現在の米国GAAP基準は非常に限定的な内容で、白と黒のどちらかしかありません。新しい基準では、グレーの部分ができ、融通が利くようになります。最初の検証と実装の際に、SAP Revenue Accounting and Reportingはこの変化の中で当社の財務チームを導いてくれる効果的なツールになるだろうというポテンシャルを感じました」

TechVentive社の創業者、ブライアン・ソマー(Brian Sommer)氏は、次のように述べています。「新しい収益認識規程は会計慣行を変える以上に大きな変化をもたらします。多くの企業が、新しい基準によって自社の各部門の財務業績がどのように変わるかを評価するために、かなりの時間が必要であることにすぐに気づくでしょう。場合によっては、手数料構造を変えたり、顧客が契約期間中に追加または変更を行うのを許可するかどうかを決めたりする必要があります。契約の手順と文書も変えなければならないかもしれません。やらなければならないことは次から次へと出てきますが、2018年1月にこの基準が強制適用されることはもう決まっています。新しい基準は、単純に会計やテクノロジーの課題ではありません。トップレベルのエグゼクティブや常務会にとっての課題となるでしょう」

新しいプロセスを実装するための時間はほとんどありません。こちらのIFRS 15 DoomsDayクロック にアクセスして、残された時間がどのくらいあるかご確認ください。

以上

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